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ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調

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ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調

ホンダは25日、コンパクトSUVの『ヴェゼル』をマイナーチェンジし翌26日より発売すると発表した。内外装の改良のほか、グレード体系を3つに集約しシンプル化。人気の装備をオプションパッケージ化することで納期の改善も図る。価格はガソリン車の「G」が264万8800円から。

◆パノラマルーフをオプションに、納期改善へ
現行のホンダ ヴェゼルは2代目にあたる。初代から継承されたスポーティーなデザインと、上質で爽快な走り、使い勝手の良さを兼ね備えたアーバンSUVとして人気モデルとなっている。一方で、発売当初にパノラマルーフを設定したグレードに人気が集中したものの生産が遅れ、納期の長期化を招いていた。

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今回の改良では、ガソリン車の「G」、ハイブリッド車の「e:HEV X」「e:HEV Z」の3グレードに集約することで体系をシンプル化。さらに「e:HEV X」に都市も自然もアクティブに楽しむ「e:HEV X HuNT パッケージ」を、「e:HEV Z」に都会的なコーディネートの「e:HEV Z PLaY パッケージ」を設定。長納期化のネックだったパノラマルーフを「PLaY パッケージ」のオプション設定とすることで納期改善を図る。

月販台数は5000台を見込む。

◆マイナーチェンジのポイントは
マイナーモデルチェンジのグランドコンセプトは「EXPAND YOUR LIFE」(エクスパンド ユア ライフ)。ユーザーがさまざまな生活シーンで気軽に一歩を踏み出すきっかけになってほしい、という想いを込めた。

エクステリアは、「クラスを超えた存在感」をめざしフロントグリルの形状とフロントバンパーのデザインを変更。リアコンビネーションランプはオールLED化し、水平基調の2段のグラフィックに統一することで、フロントからボディ横、リヤまで360度水平基調のキャラクターラインを際立たせる。

インテリアは、前席のセンターコンソールを左右対称の2段式に変更。運転席からでも助手席からでも同じように使えるようにした。

シャシー性能も進化。e:HEV(ハイブリッド)モデルでは、ダッシュボード、ルーフ、フロアの各遮音材と防音材の厚み、配置を最適化することで、エンジン始動音やロードノイズを低減させ静粛性をより高めることで「さらに上質で快適な移動空間を実現している」という。またハイブリッドモデルのFF車は、ダンパー減衰力をより緻密に見直すことで、フラットで無駄のない動きを追求し、より快適な乗り心地を目指した。

ハイブリッドはIPU(インテリジェントパワーユニット)のエネルギーマネージメント制御を見直すことで、 エンジン始動回数、 停止頻度を従来と比較し大幅に低減。また、PCU(パワーコントロールユニット)の制御をアップデートすることで、従来以上にアクセルレスポンスを向上させるなど、走行面にも改良が加えられている。

全タイプに「リアルタイムAWD(四輪駆動)」を設定したのも目玉だ。常に四輪に最適な駆動力配分を行い、高いコントロール性を発揮するもので、雪、アイスバーンでの安定した走行だけでなく、普段の運転時や雨天時でも高い運動性能を実現する。滑りやすい路面でのトラクションコントロールのブレーキ介入タイミングを見直すことで、より安心感のある発進・加速を追求した。

先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」は全タイプに標準装備となっている。

◆内外装に個性あふれる2つのパッケージ
新たに追加された2つのパッケージ「e:HEV X HuNT パッケージ」と「e:HEV Z PLaY パッケージ」。

HuNT パッケージは、アウトドア志向のユーザーにピッタリな、アクティブなスタイルが特徴。エクステリアには、ルーフレールの採用に加え、専用アルミホイールやカッパー・メタリック塗装のフォグライトガーニッシュなどを専用装備とした。インテリアは、プライムスムース×ファブリックにカーキ&ネイビーの専用カラーのコンビシートとし、ファブリックの素材には撥水・撥油機能のある FABTECT(ファブテクト)を採用している。

価格はFFモデルが299万8000円、4WDモデルが321万8600円。

PLaY パッケージは、従来の「e:HEV PLaY」と同様に2トーンカラーを採用しているのが特徴で、洗練された都会的なイメージ。フロントグリルに配置したトリコロールのアクセントの配色を変更したほか、ドアロアーガーニッシュはアクセントを効かせたブルーに変更することで、個性や遊び心を表現。インテリアはグレージュの色味を変更し、黒とのコントラストを際立たせるとともに、ピンストライプ/ステッチにライトブルーを効かせ、都会的で先進感のある爽やかなコーディネートとしている。

価格はFFモデルが355万6300円、4WDモデルが377万6300円。

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みんなのコメント

10件
  • カーズ
    ガソリン車を廃止する噂はウソだったのか。
  • nob********
    WRVに流れて納期短くなって買いやすくなったね。
    一時は未使用車転売で某大手買取屋が暴利むさぼってたけど。
    マイナーチェンジでかなり変えてきて驚き。
    テールランプの意匠まで変えてくるとは思わなかった。
    夜、メガネみたいな光り方してたあのテールランプは気に入らなかった。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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